講師ご卒業

7月でご卒業されたM講師についてのお話しです。

M講師は、元々こごえ学習教室の生徒でした。
中1で入塾、とてもおとなしく成績の良い生徒でした。ある時期「自分で勉強します!」と一度こごえ学習教室をやめ、自学で難関高校へ合格!しかし、高校の数学は大変難しくて「全くわからなくなった」と、高1でこごえ学習教室へ再入塾されました。

高校2年からは、大学受験に向けて予備校とこごえ学習教室を並走でがんばり、見事に第一志望の医学部へ合格!

大学生になってからは、こごえ学習教室の副講師を4年間務めてくださいました。

下記は、10年以上お付き合いのあった彼女に、卒業ランチの時に私が渡した手紙です。

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このたびは、4年間本当にお疲れさまでした。
そして、心からありがとう。

中学1年生の時から、ずっとこごえ学習教室に通ってくれて、
勉強に真剣に向き合う姿勢は、当時から今もずっと変わりませんね。

一度、高校に入ってから教室を離れた時期もありましたが、
高1のある日、ふとしたきっかけでまた戻ってきてくれましたね。
「医学部に行きたい」とまっすぐな目で話してくれた姿が、今でも忘れられません。

それからは、学校や部活、忙しい毎日の合間をぬって、
夜遅くでも週に1回、時には2回と通ってくれました。
ひたむきに努力するその姿は、本当に感動的でした。
Mさんの努力は、後輩たちにとっても希望であり、私たちにとっても励ましでした。

そして大学生になってからは、副講師として教室を支えてくれました。
医学部の厳しい試験や実習の合間をぬって、
いつも笑顔で授業に来てくれた姿に、何度も力をもらいました。
責任感の強さ、誠実な人柄、そして生徒に向き合う温かさ。
こごえ学習教室の宝のような存在でした。

最後の生徒のひとりである高校2年のお母さまから、
こんなあたたかいメッセージをいただきました。

「M先生には丁寧にご指導いただき、数学がめきめき上達しました。
数学が楽しくなったと話しております。M先生と離れることを残念がっており、“M先生、かっこいい!”と、
女性としてのたくましさ、強さにもたくさん刺激を受けて、成長させていただきました。」

Mさんが、生徒たちに与えてくれた影響の大きさを、改めて感じます。

これからもますます忙しい日々が続くと思いますが、
どうかご自身のペースを大切に、心と体をいたわりながら、
夢に向かって歩んでください。

またいつでも、ふらっと教室に顔を見せに来てくださいね。
ここは、あなたのもうひとつの“原点”です。

これからも、ずっと応援しています。

本当にありがとう。

こごえ学習教室
小越


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